アルティメット、バビ・ヤール大虐殺、マウンテンゴリラ
「Aは卒論テーマ決めた?」
「いやぁ、まだ。Bは?」
「私は類人猿のスポーツ実践。昨日はマウンテンゴリラとアルティメットやったよ。」
「めっちゃマイナーなとこいくやん。アルティメットってなんやねん、ウチも分からんのにゴリラさん分かるんかいな。」
「Cは、サソリとの共存。めちゃめちゃ刺されて痛いらしいよ。」
「ほんでまぁたマイナーやないか。」
「Aも一番好きな生き物選んだ方がいいよ、やっぱ卒論で長く付き合うんだしさ。」
「そやなぁ。でもあんまりにも実習でいろんな生き物に触れて、訳わからんくなってるわ。」
「前のキリンの行動学楽しんでなかった?」
「キリンさんは良いよ、何より首が長い。その前のアシカさんの脳科学もおもろかった。」
「それじゃダメなの?」
「みんな無垢すぎんのよな、悪意にしろ考えなしや。ウチは悪意の塊みたいな、それこそバビ・ヤールの大虐殺みたいな悪を極めたいんや。」
「Aが好きなのって……」
「人間」
409文字
2日目にしてむずすぎ。
この二人の会話を通して、実はこの大学おかしい?みたいなところに持っていければな。
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顔面・痴話喧嘩・映画館
「アクション映画」
顔面パンチ。最高なライティング。
弾ける赤いジュース。
僕が望むスケールはここにある。
桜町のカミラ座では、1日2回アクション映画を上映する。小さな時からお小遣いを握りしめカミラ座に通っている僕。同級生には理解されなかった。彼らにとって異質だったようだ。映画にのめり込む度に、スクリーンの外の人間には興味を失っていった。
カミラ座は人が少ないところもいい。
僕以外では、いつも寝ているおじさんが数人。
ここにしか居場所がない人が集う空間。
でも、あの日は違った。
顔面パンチ。最高なライティング。
弾ける赤いジュース。
トラボルタが重なった彼女と目があった。涙に濡れた彼女の目には、小さなスクリーンが映り込んでいた。
映画館で痴話喧嘩、なんで素敵なんだろう。
僕が望むスケールはここにあった。
346文字
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漂流寝室
お風呂に入らなくなった時点で、またメンタル低下となっていることには気づいていた。
そして、また家族と自分のような、自分の人生の命題をテーマにした映画を見てボロ泣きするところでも、自分でバランスを取ろうとしているなというところがあった。
わたしは2週間かけて勝ち取った上機嫌を
自分で手放したのだ。
きっかけは、買い物からだった。
一緒に買い物に行って、当たり前のように私がご飯を作ることになっていて、あれおかしいなって思って
ご飯を作って出かけた相手を待っていて、帰ってきても手伝いもされず、あれおかしいなって思って
私はかなり回復してきていた
そこに、私も彼も甘えていたんじゃないか
本当の課題解決をしないまま、私は話し合いをして心が折れた。
心のないごめんねをいうと彼はお風呂に入っていった。
私は涙が止まらなくて、ずっと白いカーテンを見ていた。
本当の願いは、今のメンタル状況はあまり良くない、労って欲しいと言う柔らかな願いだったが言い方もいう言葉も間違えて伝わらなかった。
心の中の一番奥は、柔らかな感情だ。
寂しいという感情にいろんな邪魔者がつく。
彼はいびきをかいて寝ている。
私は、隣で天井を眺めていたが、仲直りをしようと言う人間がおやすみというただ一言の人間の営みをかわせなかった事実に打ちひしがれた。
私が意地を張っているのは分かっていた。
でも、毎回自分からなのが本当に癪で、本当に嫌だった。
結局ソファで寝た。
彼が起きても、言葉を交わさずお風呂に入っている間に寝室へ行った。
この日、彼と交わした言葉は数えるほどだ。
ご飯を食べている私に遭遇した時のおはよう(.これも結局私から声をかけた)
ご飯を作ってくれて食べに来ない私に一言、食べないの?食欲がない、作ってくれたのにごめんねというとそれだけで帰っていった。
おわり。
彼がソファで寝ようとしたので、寝室で寝なよとラインをすると来た。
おやすみと私が一言いっても、彼は無視した。
聞こえなかったのかもしれない、本当に無視したのかもしれない。
どっちでもいいけど、やはりお休みの一言も交わさないのかと絶望した。
窓から漏れる明かりを見つめる。
寝室ってこんなに狭かっただろうか。
またソファで寝た。
いまの私は、まごう事なきテイカーだ。
私は○○してるのに、彼は××してくれない
××してくれないが強すぎる。
自分ってそんなにいい人間じゃないのにさ
自分がこうしたから相手も返してくれるなんて傲りじゃないのかな。
汚い感情だ。
一緒に寝ると言ってはいけないことを言おうとしてしまう。
別れた方がいいと思ってる。
でもそれを言うのが怖い。
友達には、よく付き合えてるねって言われた。
私もそう思う。
本当に別れたら、、?こわい。
私はどこに漂流するのだろうか。
とりあえず、下手な意地がよくないのは分かっている。
寝室に戻って寝た。
3週間目の深キョン
日曜日
朝起きて映画を見る
ムーラン/ムーラン2、よい。
天気はくもり、朝から彼氏は打ちっぱなしにいっていた
メガネを買いに出かけると約束していたが、コンタクトで出かけていたので、今日のお出かけはないものと思い気落ち
掃除をしていると彼氏が帰ってくる
掃除を無駄にされそうになったことと、お出かけないんかいということにムカついて口調が強くなり喧嘩に。
まぁそう怒るなよ、でそっちも機嫌悪くしないでくれや
そこからは会話もなく、同じ部屋にもいなかった。最悪。
私は春の呪いを見続けた。
彼氏が出かけるも、連絡もなしに帰宅
晩御飯をどうするか揉めて、ウーバーイーツでラーメン
ここでも会話なく、最悪
私はプロジェクターで、ハイスクールミュージカルを見ていた
映画はよかった
仲直りしに来ないかなと思ったが、せずに寝ようとしたので話をした
ちなみに今日出かける気はあったらしい
でも不機嫌そうだから話さなかったんだって
4時間くらいあったのにさ
言い分:俺の意見は取り入れられない、小言がうるさい、何で不機嫌になっているか不明
取り入れられないの件は、よくわからなかった
結局私の小言が嫌なようだった
洗い物に洗濯の小言が多いらしい。
めっっちゃ心当たりある。一緒にやるのが悪いと言うことで分業制とする、やらない人は口出さない
そして、何で不機嫌になってるか不明について。
それ、君が言うのかな?というところはかなり飲み込めなかった
今まで、彼が不機嫌になったことにたいして、私は向き合ってきたつもりだった。何か怒ってる?体調悪いの?聞いているつもりだった
でも毎回そうなので、私は今回それを待った
彼は私から言うことを待っていたようだ
今まで私が言ってたよね?と聞いても気づいていないようだった。悲しかった。
今後は聞いて欲しいとお願いした。
ここで終話。仲直りなのかな。
彼は自分から仲直りする気がないらしい。
月曜日
昨日のこともあり、全く動く気にならなかった
彼氏がお昼のことを気にかけようとしてくれたが無視した
その後一人で食べた、やっと12時ごろにして動いた
洗濯物をし、干した
その後、レミーのおいしいレストランとライオンキングをみる
その時も彼氏は気にかけてかれていた
アイス食べて仲直りのふりをした
晩御飯は麻婆茄子とキャベツのナムル、もやしのナムル、豆腐のネギの味噌汁
結構頑張って作った
そのあと一緒にお風呂に入った
まさ特に会話はないけど、いつも通り
プロジェクターで動画を見て、寝る
思い立ち、間引くことにした(何をかは割愛)
火曜日
通院、この日は活動的にしようと思っている
通院ついでにカフェにも行こうとしたが14時LOであまり長居できず
この日は和牛サーロイン半額が近くの肉屋でやってたので買おうとするも予約が必要だったようで買えなかった。悔しいのでメンチカツを購入して帰る。
その日は、ピーマンの肉詰めを作った。
いーっぱい作った。6このピーマンに肉を詰めた。
おいしかった。
翌日はお母さんが来る。
興奮で4時まで寝られなかった。
ピクニックのためにレジャーシートを買うべきかや、いやいや膝が悪いんだからいらないよとか、道順はどうするべきかなど色々考えた。
水曜
母が来た。
あまり寝られなかったが、朝も起きれた。
楽しかった。
夜は本当に安定せず、涙が止まらなかった。
これを書いている今も涙が止まらなかった。(6/13)
父にラインで写真を送る。
父も優しい。
木曜
久しぶりに友達とLINEする。
休職してから、初めてか。
彼氏が出社なので、一人でして虚しくなる。
そして女性性サービスに行くことを考え始めた。
我々は1ヶ月以上していなかったので、私は寂しくなっていた。
映画をとにかく見ていた。
ズートピアとかグレーテストショーマンのディズニープラスをみたおした。
他には何もしていない。
お昼はウーバーイーツでモスバーガー。
夜ご飯はお土産の鯖寿司。かなりおいしかった。
母からメールが来た。
とても優しいメールだった。まだ返せていない。
金曜
洗濯をした。
最近は少しずつ早起きになってきている。
8時には起きている。
そして、映画。
何もしてない。
性サービスの予約を入れる。
私は一線を越えようとしていた。
興奮が止まらない。
彼氏の目の前で予約メールを進めた。私は裏切ろうとしているが、金銭が絡んでいることで許されそうな気がしていた。
晩御飯はピザ。
彼氏も料理めんどくさかったらしい。
2枚頼んで、冷凍した。
うちの冷凍庫はもうパンパンだ。
土曜
友達と出かける。
朝からしっかり起きた。7時からラインを返した。映画を見るつもりだった、当日予約のみなので大丈夫だと思っていたが、意外に席が埋まっていた。みんな飢えているんだな。
待ち合わせの時点でヘトヘトだったので、友達はいつもの私のテンションが低いことをすごく気にしていた。
まずは、台湾ご飯を食べた。
当日ぶらり途中下車で宣伝された効果か、結構な人が並んでいた。待ち時間で休職を伝える。驚いていたが、案外みんな気にしないもんだなって思って安心。
烏龍茶はアイスだと可愛いケースがもらえるのだが、店内が寒くてホットに。
今までの私の人生では考えられない。
この餅(というからパン)は結構スパイスが効いていた。ネギも多めに入っていて、肉ばかりでなく食べやすかった。
ただ、最近の私の食欲ではパンと小さなパイだけで満腹になり、これも自分を驚かせた。
今までの自分では考えられない。
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その後、お互いの誕生日プレゼントを求め、デパコス巡りを。
わたしはまだ誕生日きてなかったが、友達が過ぎててお祝いもできなかったので買う流れに。
前日予約した性サービス、私は正直悩んでいた。
いっときの気の迷いで3万円飛ばそうとしている。友達のプレゼントに3万は使えないと思うと、大それたことをしようとしていることに気がついた。
でも、ちょっとほしいなと思っていたshu uemuraのブラシを目の前にして
決心した。
性サービスに行くことを。(そっちか〜)
化粧をしない人生を歩んできた私が、このご時世にブラシを買っても焼け石に水だ。
一度、心を満たすべきだと思った。
でもプレゼントは決めないといけないので、一度作戦を練ることにした。
春水堂へ。また台湾?
タピオカティーだけでさらにお腹いっぱいに。
また私を驚かせた(何回目?)
アットコスメとかを読み漁り、自分が欲しいものがさらによく分からなくなった。
ファンデーションより洗顔とかに気をつけた方がいいのでは?
まずは良いブラシを買うことにより、一旦準備滞在を整えるべきでは?と堂々巡りだ。
ちなみにファンデーションやクリーム系も持ってなかったのでブラシを買ったところで私は空虚を塗りたくることしかできないことも迷いの種だった。
友達と話すと、何回も話が脱線するのでいろんなことを考えるのに忙しく楽しかった。
でも人混みに紛れて長時間外にいると自分の気分が大変疲れてしゃがみ込んでしまうようになっていたので、体力の衰えを感じた。
まずは、タッチアップをしようと思った。
心は性サービスに向いていたので、その準備としか考えていなかった。
性サービスに行くにも、すっぴんのまま行く勇気がないのでタッチアップしてもらう練習が必要だったのだ。
でも、今はマスクも取れないのでやってもらえないらしく、事前調査して良かったと思った。
タッチアップでは、とにかくブラシを体験したいことを伝えた。
担当は張さん。
まずは、フットネイルを褒めてくれて私はご機嫌だった。
そして、私が化粧をしないこと、とにかく楽したいこと、何にも化粧がわからないことをら伝えた。
深く頷き、おすすめあります。と言った。
張さんは良い人だった。
まず、肌が綺麗と褒め、
BBクリームはピンク系柄に合いそうかなと言ったら、私もそう思いますナイスチョイスですといい、
ファンデーションをつけ、とてもお似合いですと言って
パウダーをのせ、これで完璧ですと褒めた
しかし、まつ毛が長いのに何もしないのは罪といい、私にビューラーを手渡した。最後にやったの高校生とかなんだけど。。
まつ毛を挟み、お上手ですといい、
まつ毛をあげると、こんなにあがるなんて凄いですねと言った。
アイシャドウとマスカラをつけ、目も大きく、パーツも目立つのでこれだけで大丈夫ですと言った。
私は大層ご機嫌になり、気がついたらファンデーションとクリームを買っていた。(ブラシは友達からのプレゼント)
お値段1.1万。
機嫌もそうだけど、今まで悩んでいた毛穴が無くなるとすごく嬉しかった。
人間になれたというか、女として生きているというか。自分を目に見えて労っているように思えた。
友達には性サービスのことは隠すつもりだった。
あまりその話題に明るい子ではなかったので、隠すつもりだったが、化粧品でどんなに自分の気持ちが上がったかを伝えたかった。
すごく嬉しかったので、性サービスをキャンセルすると伝えた。
驚いていたけど、良いことだと思うって言ってた。意外に食いついていたので興味があるらしい。
私の性生活をあっぴろげにしている友人にも久しぶりにコンタクトを取った。
すげー話してーーーーー。
その後映画。
映画自体はおもろしかったが、最後に仕事に関する格言見たいのが出てきて辛かった。
私はもう働きたくないって言ってる。
その後、解散。
家に帰り、彼氏に何か気づくかと言っても気づかなかった。
かなり毛穴無くなったのに、、、、。
でも嬉しかったので、テンション高いまま寝た。
嬉しい1日だった。
老人と池
親と会うたびに親の老化を感じて切なくなる。
東京駅で待ち合わせた。
1年半ぶりくらいに姿を見た。
やはり、歳をとっていた。
ハリのあった肌はたるみ、髪は白く少なくなり、ボリュームも減っていた。
そして、いつにも増して背が縮んでいた気がいた。こんなに小さい母であっただろうか。
思春期であれば考えられないけど、会った瞬間ハグをした。
実の親が亡くなって1週間もたたないのに、子を心配する母への申し訳なさに少し涙も出た。
母はずっと笑顔だった。
会えて嬉しいというと、声が少し掠れた。
きてくれてありがとう、ごめんねと泣いて縋りたかった。
電車で移動するにも、私は意識的に手を繋いだ。
少しでも母に触れていたかった。
それほどに母は、私の味方であった。
母のことを恨んでいた時期があった。ああはなりたくないと反面教師ととらえていた時期もあった。
でも今思い出すのは、母の優しさだけだった。
子を産んだだけで、その子の人生に責任を持ち関心を持ち続けることがどれほど難しいか。私には想像ができない。
私はとんでもなく恵まれた人生を歩んでいる。
電車で石神井公園に行く。
電車ではたわいもない話をした。母は既に言葉が出なくなり始めているので、それを何度か正した。また運がいいなどの言葉をうんこがいいなど、くだらない言葉に言い変え笑いを誘った。最近暑いが、まだエアコンをつけてないことを自慢していた。
ほんとは祖母の話や、私の話、姉の話など話すことはたくさんあったのにお互い重要な話は避けているようだった。時折無言になると母の目尻の皺を見つめた。母は電車の電光掲示板を眺めていた。田無などの駅を見て、駅名をつぶやいていた。鶯谷。
そして昔の旅行や最近のちょっとしたことを話した。母はいつも大笑いをしてくれるので、一緒にいると楽しい。
ドイツ旅行には3人でいった唯一の旅行かな。
また行きたい。どうしても行きたい。
母が行きたいと言っていたので、石神井公園をとにかく歩いた。とにかく池の周りを歩いた。
池の周りは暑く、母の足と体調が心配だった。
母曰く、思ったとのと違ったそう。
近くに東京ラブストーリーの漫画著者が住んでいるということで、何度かふみちゃーーんと叫んだ。母は笑っていた。
長く歩き、ベンチに座り母のお弁当を食べた。
母はあまり料理が得意ではないが、学生時代欠かさず作ってくれていた。
最後に食べたのは、私が手術のために入院した時の焼きそばとソーセージだった。
お弁当箱を開けても涙が出そうだった。
下に見える緑のハンカチは私が学生時代から現役で使っていた。
前日作った、ヨーグルトにもつけてカレー味噌を使ったタンドリーチキンと、しょっぱめの卵焼き、アスパラベーコン、筑前煮、ほうれん草の胡麻和え、私のリクエスト豚肉のしそまき。
おにぎりはしゃけとこんぶ、おまけで梅まで。
梅は今まで出なかったけど、美味しかった。
母のおにぎりは、塩がよくきいていた記憶があったが私が家を出てからは減塩家になったようだ。おいしかった。
朝6時に起きて、お弁当を作って眠たいと言っていた。
ありがとうね。
食べながら、美味しいねって言って
祖母の葬儀の話をした。
電話でも聞いたけど、おくりびとのように見送ってもらったことで祖父が1万を包み、大層喜んだこと、叔父が祖母の生着替えになるかもしれないと怯えたこと。母は祖母をしっかり心構えし、しっかり見送ってきたようだ。
手を撫でると、ハリのない肉が揺れた。
そして母も私を撫で返した。
それだけでも涙が出そうだった。
食べ終わると、私がビニール袋にゴミを入れてまとめると、えらいね持ってきててと褒められた。
私は前日、ビニール袋がカバンに入っていることを確認していた。
母に褒められたかった。
コンビニ箸や、スプーン、フォークまで持っていった。前日の夜から準備した。
私はとても楽しみにしていた。
母がSuicaを持っていない可能性も危惧して、別のICカードもカバンに入れ、母がなるべく快適に過ごせるように心がけた。
道順も調べたし、どこにいこうなど観光ルートも考えた。
とても楽しみにしていた。
そして叔父の葬儀の時のコメントを見せてもらった。
涙が出た。
人柄にも恵まれ、祖母のいいところは母にも確実に遺伝している。
そして祖母が英会話教室に通っていたことを初めて知った。
英語で日記を書くなどしていたそう。
日記と、祖母の希望の着物を棺に入れて焼いたらしい。
むこうでも勉強できるように、日記を焼いた。
私はきっと焼けない。母の思いを私のそばに残すことで、自分を慰めるだろう。でも、母と叔父は焼いたのだ。
祖母を思う気持ちにも、いろんな形があるのだなと思った。
日記には、叔父が受験の結果発表に緊張していることなどが英語で書いてあったそうだ。
私はというと、今休職していることをやっと伝えた。
それで会いにきてくれたの、というとそうかなぁって思ってと返した。
大学時代にも同じことがあったので、おんなじようなもんだよと言って笑った。
深キョンと同じ病気と言ったら、まさこさまと?と。母はまさこさま派らしい。
手を握って、大丈夫と言ってくれた。
昔も同じように大丈夫って繰り返して言ってくれたけど、何を無責任なと思ったが、大丈夫と言われるだけで救われる何かがあった。
ちなみに公園は井の頭公園に行きたかったようだ。少し落ち込んでいた。
その後、晩御飯としてうちにも作ってくれたので、一度家に帰った。歩いて汗をかいて、我々は疲労困憊していた。母はしきりにこの辺りは住みやすそうなところだねって言ってた。
うちの階段に母はかなり絶望を抱いたようだ。
でも頑張って登って、彼氏にも挨拶してプロジェクターも自慢して、扇風機で涼んだ。冷たい紅茶も飲み、まるで実家にいるような気持ちだった。
部屋は日当たりがよく、そこをとても褒めてくれた。
そして東京駅に向かう。
また会話がなくなり、母は電光掲示板を見つめていた。行きと帰りで違う路線に乗ったので、母は次回来る時に来れるかを心配していた。
井の頭公園には行ってないので、一生つけないよというと笑って、またあんたに東京駅に迎えにきてもらうよと言った。何度でも迎えに行くよと思った。
そして東京駅で、おいなりさんやマイセンや鯖寿司買ったり、夕飯が楽になるだろうと気にかけてくれた。
最後まで私を気遣ってくれていた。
新幹線ホームまで見送り。
あと5分くらいで電車が出るという時に、ついたのだ。
見送りはいいと言われたが、中まで入った。
でも、新幹線の座席に座れなかった。
座ったら泣いてしまいそうだった。
また、たわいもない話をした。
また来るよとか、元気でねとか。前日カフェで手紙を書いたので、父母に向けて簡単に書いたことを伝えて、カバンに入れた。
外に出てからは声はなかったが、まさこさまの手の振り方や、変顔でコミュニケーションを取った。
新幹線がでて、ありがとうというと母はまた来るよって口パクで言った。
遠くなる新幹線を見て、涙が出た。
今回したことといえば、池の周りを歩き、ご飯を食べて駅を移動しただけだった。
でもとても嬉しかった。
帰った後はとても悲しかった。
寝る時になると、母に気を遣わせたことの嫌悪感で涙が止まらなかった。
彼氏に後ろから抱きしめてほしいというも、寂しさは埋まらなかった。
感動CMを見ながら寝られなかった。
ソファで朝を迎え、私は嬉しさと悲しさを抱えたまままた二度寝についた。
部屋とアイツと私
皆さん喧嘩、してますか?
同棲している私たちカップルはそもそも喧嘩にならない。
残念ながら、惚気ではないが。
喧嘩ではなく、毎回冷戦になる。
- 私の怒り方
どんな小さなことでも嫌であれば理由をつけてはっきり言うが、その時の言い方は不快感を全面に出す。ただ、その場の雰囲気を壊すのも嫌なので、相手が楽しんでることをやめてと言うなどに対しては下手に出たり、不快感全面では言えない。素直に受け入れられないと機嫌が悪くなる。
- 私の機嫌が悪い時の対処法
どうしたのと聞かれたら、しぶしぶ不機嫌な理由を説明する。また、自分から理由を説明したりする。
理由を説明する時は、ふざけがち。
- 私の和解方法
相手が機嫌悪い時や、自分が悪いことをした時は正直に聞くし、悪いと思ってなくても相手が嫌と思うなら謝る
大体冷戦を開始するのは私の一言だけど、冷戦を終わらせるのも私だ。
自分から喧嘩したいんだけどとか話があるんだけどと言う。
そして、問題の分解と今後の改善点を話し合う。
- 彼の怒り方
嫌なことがあっても言わない。機嫌だけ悪くなる。全く話してくれない。そして他の部屋に引きこもって自ら時間を置く。
- 彼の不機嫌な時の対処法
機嫌が悪いかと問うと、ほっといてと言う。それで1日経てば忘れる
何かしたと聞くと、何だと思う?と一度だけ返されたことがある。(あの時はかなりイラついた)
そして、こういう点が嫌だったのかと私から聞くとそうと認める。その後やはりほっといて欲しいらしい。
- 彼の和解方法
相手が機嫌悪い時はずっとほっとく。相手の熱が冷めるまで待つ。ほっといて理由を聞いたり改善点提案はしない。
自分が悪いことをした時は謝る。謝って、私が許すで終わり。
今までの経験から上記に分類してみた。
私は対話派で、めんどくさいけどどうして欲しいかを聞き伝える傾向にある。
彼は浄化派で、話し合いもめんどくさいのか何もしないで自分の中で怒りを浄化させる。
彼的には改善点をあげても、どうせ私が受け入れないと思っているのだろうか。
書いてて思ったけど、このタイプすごく相性が悪いのでは。
私は話したいのに、彼は話したくない。
喧嘩終わらないやん。
他にはどんなタイプがいるか。
- 激情派
私の爆発タイプ、すぐに怒りを爆発させ物に当たったりモラハラしたり、とにかく自分の意見を押し通して喧嘩するタイプ
- 後出し派
ため込んで一気に放流するタイプ、いっつもとかあの時もそうじゃんって言っちゃって、相手からその時言ってよーって言われちゃうタイプ
- 最後の晩餐派
一回怒ったら、解消もせず関係も終わる。
小学生にいがちなタイプ。
- そもそも感情ない派
時々怒りという感情を身につけてない人がいる。すごいね。これは怒りだけないのか、怒りもないのかの2パターンあるように感じる。
激情派×そもそも感情ない派は、お互い病んでるから終わりが見えない、大変そうね
後出し派と最後の晩餐派は、最後に吐き出せてよかったねって感じ
喧嘩上手くなりたいなぁ
プロジェクターに唄えば
今までプロジェクターって持ってたことない
おしゃれな友達の家で、テレビの代わりにプロジェクター使って生活しているのを見て羨ましいと思っていた
プロジェクターでやる、桃鉄。
豚にミキモトの真珠以上だった。
でも結局飽きるんだろうな〜とか
画質も悪いしさ〜とか、設定も面倒なんだろ〜って、先に大きいテレビ買うべきじゃないのかなって悩み続けて3年。
休職をし始めて、ベッドで寝そべってて
何か心を休める何かが欲しかった
買った
本当に最高だった
私はこれを求めていた
専用アプリの使い方が謎だけど、リモコンだけで十分
勝手にオートフォーカスもされるし
電源とwifiさえ繋げばあらゆることができる
最初の設定だけはマジで謎で10分くらいかけちゃいました
ちなみに、ニトリのベッドの上に置く分には十分(奥行き8センチらしい)
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ディズニープラス契約して
今後の私のQOLアゲアゲに乞うご期待。